ホーム » ブランシェだより

ブランシェだより

婚約が成立したら始めに何をする??

いよいよ 二人の結婚が決まりました

そんなHAPPYな時、結婚の準備に向けて皆さんが始めに考えることは何ですか??

結婚式場のこと

お互いのご両親への挨拶のこと

ウエディングドレスのこと

新居のこと

もちろん、どれもとても大切なことですし、結婚準備をしていく上では欠かせないことです

ですが、今回BRANCHEからあえて堅い()…というより

結婚準備をイメージした時に略されがちとなった「結納」について少し書きたいと思います

実際に結納をしなくてもどんなことなのかを知っているだけで
周りの友達を「へぇ~」って言わせることが出来るかもしれない
(別に言わせなくてもいいか…苦笑)

現代では二人の間で結婚が決まると双方の両親へ報告に行き、

両家の顔合わせ(食事会)を行い、そこでだいたいの挙式の時期を検討していく
(仲人もたてないことがほとんど)

というケースがほぼ一般的になってきています

ここ最近ではほとんど言葉でしか聞かなくなり始めた「結納」とは

婚姻により両家が親族となり結び付くことを祝い、贈り物を納め合う儀式のことを言います

公の場でされることはなく、両家の間の私的な儀式であるが、
結納より「結婚します」という正式な約束を交わしたことになリます

●一般的には新郎家から新婦家へ結納品を納める
(本来は帯や着物時などに縁起物を添えて贈るが、現代では代わりに金子包み【結納金】を納める)

↓↓↓…そして

●新婦家からの結納返し
結納金に対して1割~5割(関東5割、関西1割位)にあたる金品を結納返しとして新郎家へ贈る。
昔は着物時に対して袴地を贈ったことから「御袴料」と呼ばれる。

(男性が女性の家に婿に入る婿取り婚の場合は新郎家、新婦の対応が反対になる)

結納品とは、用いられるものも地域によって違うが一品一品
それぞれおめでたい意味づけがされている。
品目数は奇数で5・7・9品目などとされる。

【関東の結納品】
→→ 新郎・新婦とも同格程度の結納品を用意し、「取り交わす」ものとされる。

・長熨斗(ながのし)… 長寿をイメージし、おめでたい贈り物の象徴である
・目録(もくろく)…  結納品の品名と数量を記載、関東では長熨斗と目録は贈り物と数えない
・金包包(きんぽうづつみ)… 結納金をいれる
・勝男節(かつおぶし)… 鰹節 男性の力強さをイメージ
・寿留女(するめ)… スルメ 末永く幸せを願うため
・子生婦(こんぶ)… 昆布 子孫繁栄を表す
・友白髪(ともしらが)… 白い麻繊維  白髪になるまで夫婦仲良く
・末広…(すえひろ) 末広がりの繁栄を願うため
・家内喜多留(やなぎだる)… 酒樽 家庭円満のイメージ

【関西の結納品】
→→ 結納品は新郎側から新婦側へ納めるものとされる

・熨斗(のし)… 関東の「長熨斗」と同じ
・末広(すえひろ)… 関東の末広と同じ
・小袖料(こそでりょう)… 結納金を入れる
・結美和(ゆびわ)… 婚約指輪
・高砂(たかさご)… 老翁と老婆の人形 年老いるまで仲睦まじくという意味
・寿留女(するめ)… 関東と同じ
・子生婦(こんぶ)… 関東と同じ
・松男(まつうお)… 関東の勝男節と同じ意味であるが、鰹節ではなく、金子包に代わる
一般的に「竹の水引飾り」添えられる
・柳樽(やなぎだる)… 関東の「家内喜多留」と同じ意味であるが、酒樽ではなく、金子包に代わる
一般的には「梅の水引飾り」添えられる

そして、関東・関西ともに「家族書・親族書」などが付されることもある

「結納」はただの形式的な手続きではなく、これにより婚約を確定するという意義があるのです。

位置としては、【口頭の婚約】と【結婚式】の中間にあたるようです

ちなみに私の事を話しますと、結婚のときには略式的な結納と顔合わせを行いました

私の家庭は旦那くんは札幌、私は埼玉の出身です
もともと顔合わせだけということで食事の席を用意していたのですが
私の父は「親族書だけは必要だ」と張り切って用意してくれていました

ですが…

当日を迎えてみると旦那くんのご両親が親族書どころかなんと
結納品5品目も用意してきてくれていたのです
東京で行ったのではるばる重いのに大変だったことと思います

始めは「ええ~っ」

って思いましたが終了後、そして今となっては和気あいあいの中にも
あの結納品や記念品の交換があってあの場は締まったのかもしれないな~と思います
それと同時に私たち当人の結婚に向けてのけじめがつけられたのかな?と

ですから体験者としましては結果 良い思い出にもなりやって良かったです

とても長くなってしまいましたし、話は戻るんですが
結納品目を改めてみても本当に昔の人はすごいなと

思いませんか

何にでもひとつずつ意味があるということ 家族の繋がりを築いていくということは

とても大切な事のように感じます

今回の大震災で結婚を希望する方が増えているとよく耳にします

人はひとりでは生きていけない  大切な誰かがいるから生きる希望ができる

本来であればこの様な被災が起きなくとも気付くべき事なのかもしれませんが

みなさんも今一度 家族 友人 恋人が自分の支えになってくれていることの大切さを

感じてください (最後かなり偉そうでスミマセン)

ブライダルサロン愛 ブランシェ

北海道札幌市中央区北5条西13丁目
(ブライダルサロン愛ビル1Fに専用エントランスあり)

電話
011-804-3350
営業時間
10:00~19:00(駐車場有)
定休日
水曜日(祝日営業)
Google Map

PAGE
TOP